JJJ(ジャカルタジャパンジガーズ)

JJJ(ジャカルタジャパンジガーズ)です。ジャカルタ在住の釣りバカの釣りバカによる釣りバカのためのクラブです。ブログはメンバーが釣行に出た際に不定期にUPしてます。 お問合せはメール「umanami_jjjのyahoo.co.jp」(仮名の”の”を”@”に置き換えてください。)までお気軽にどうぞ。J-People(http://www.j-people.net/)さんのWebからもお問い合わせいただけます。

パプア遠征 前編 リバーフィッシング編

4月某日、1週間、パプアニューギニア島の西側、インドネシアパプア州)に遠征行ってきました。
 
遠征メンバーは、インドネシア人5人、タイ人2人、アメリカ人1人、日本人4人の多国籍チーム、全部で12人。日本人は、還暦を迎える鯛社長ことSSさん、バンコクから参加のマウマウ星人ことTKさん、私、馬並部長ことMKのJJJメンバー3人と、TKさんの友人でバンコクからお越しのコーちゃんです。
 
ジャカルタを深夜に出て、アンボンでプロペラ機に乗り換え、ファクファクで1ストップして、船が出るカイマナに到着したのはお昼近く。国内移動なのに、日本に帰るより時間がかかります
 
               船が出るパプアの港町カイマナの空港ターミナルです
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さて、今回の釣りは、ホテル代わりの居住場所となるマザーボートに乗って移動、釣りポイントに停泊し、釣りは2~3人乗りの小さなテンダーボートに乗りかえて行うというスタイル。
 
        居住場所となるマザーボート、右に付いている小さなボートが釣り用のテンダーボート
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マザーボートの中はこうなっています。合宿所ですね。
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最初の停泊地は河口エリア。出港して半日で到着ですが、途中、氷や水の補給のため寄り道します。その際、ちょっと暇つぶしに釣りすると、
                         ハイ、GTのWキャッチ
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ってな具合に、釣れちゃいます。普段釣りしてるプラブハンラツーやバリに比べると、ものすごく魚影濃いッス。
 
夜はマザーボートから夜釣りします。
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イカ釣れた
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釣れたてイカイカ刺し、ウメー
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さて、2日目からは、本格的に釣り開始です。
まずは、リバーフィッシングから。リバーと言っても、マングローブに囲まれた河口から、川をどんどん遡っていくジャングルクルーズです。
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エンジンを切ると、「ホーホーホー」「ケケケケ~」「グェグェ」など猿やら鳥やら野生動物の鳴き声が聞こえてきますマラリア蚊も飛んできます。心なしか、酸素が濃いような気がします
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コーちゃん、パプアンバス・キャッチ。世界でもパプアともう一カ所にしか生息していないという、超貴重な魚です。みんなこれが釣りたくてたまらない。今回の釣行では、パプアンバスはこの1匹だけでした。さすが、元バス釣り師のコーちゃんです。
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鯛社長はGTの赤ちゃんキャッチ
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続いて、マングローブジャック
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JJJがいつもお世話になっているProshopMオーナーイオンさんもマングローブジャック、キャッチ
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コーちゃん、爆釣です。このころには、「マングローブ先生」と呼ばれておりました
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そんな中、馬並は、みんながルアーで爆釣しているのを横目にひたすらフライフィッシングを試みておりました。が、フライじゃ何も釣れん おまけに、川幅が狭くなるにつれ、フライラインがあっちこっちの木に引っかかり、まともに釣りできなくなってきた~。 あえなく、フライフィッシング断念
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ルアーフィッシングに参戦。バスプロ、コーちゃんの指導にしたがってミノーを投げると
 
マングローブジャック釣れた
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バラマンディ釣れた
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バラマンディ、すごい引きでした。GTのパワー+シイラのジャンプ、ってな感じ。
 
午後からはマウマウ星人が同乗し、パプアンバス目指してキャスティング~。
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こんな感じで、お昼休みを挟んで、滅多に経験できないジャングルでのリバーフィッシングを楽しんだ一日でした。ジャングルの空気、すごく美味しかったよ~。
 
 
が、しかーし、この日はこれで終わりとはならなかった・・・。
 
夕方まで釣りを楽しんで、マザーボートに戻って夕食、と思っていたのに、いるはずの所にマザーボートいない それでも、日があるうちは、異常に視力の良い現地人の船頭がマザーボート見つけるんだろうと、余裕ぶっこいてビール飲んどりました。走れど走れど、マザーボート見あたらない。そのうち、すっかり日も落ちて、真っ暗闇に。この頃には、船頭と中乗りの2人の現地人がなにやら口論を始めております。これをみて我々、日本人も、「これマジでやばいんでないのー」とかなり焦ってきました。ちなみに小さなボートに無線など積んでなく、エンジンも25馬力の船外機が一挺掛け、ガス欠になったらただの漂流者です。
 
そんな状況下、努めて明るく振る舞おうとするお二方、
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暗闇の中から「ヨー」という人の声。海賊だったらヤバイナーと思いつつ、恐る恐るボートを近づけると、
なんと、仲間のテンダーボートがかたまっているではないですか。要は、自分たちだけではなく、全員遭難しとったようです。状況的には、何の問題解決にもなってないのですが、遭難仲間が増えて、すごく安心した瞬間でした
               マウマウ星人、一人でおちゃらけるも、ついて行けないみんな。
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このあとみんなで真っ暗闇の海上を漂っていたのですが、マザーボート捜索隊を結成し、数時間後には全員無事に帰還できたのでした。マザーボートは、テンダーボートを置き去りにして、かなり先まで行ってしまっていたようです。恐るべし、インドネシア
 
翌日からは、いよいよGTフィッシングの始まりです。GTフィッシングの様子は、後編にて。
 
 
 
あっ、翌日もコーちゃんとマウマウ星人は、違うリバーへ出撃したんだった。
前日と状況が変わって、かなりシブシブらしかったけど、マウマウ星人GTをキャッチしたそうです
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では、後編につづく・・・