2024年上半期まとめ
最近ブログを更新しておりませんでしたが、釣りには毎週末のように行っているので様子を一部ですが載せていきます。
まずはホームのラツー
ラツーは引き続きポツポツ釣れます。
ももさん単独遠征
小さいボートでのキャスティングは楽しいですよね
ブアカーオさん単独遠征
バラマンディ本当にかっこいい
淡水(湖)も
釣りだけでなくゴルフもやってます
海外遠征も
ベトナムのN山さん、ありがとうございました!
タイの邦人釣りクラブの皆様との交流もありました
JJJは随時会員募集中です。ご興味があれば是非!
メリーツリスマス(トーマン合宿編)
「クリスマス」と言えばJJJではGTの聖地クリスマス島を意味するが、どうやら世間一般ではクリスマスとは12月25日のキリスト教の聖なる日のことで、実はクリスマス島の名前の由来もその日にちなんでいるらしい。
というわけで今回は12/23~25の3連休でクリスマス島にGTを釣りに行く
というのは流石に無理なのでイートンは淡水のGTことトーマンでお茶を濁す。
なお、同じタイミングでクリスマス島ではないがコモドやバリで本物のGTを釣りに行っているメンバー達もいるし、クリスマスにも関わらずバリでカンパチを釣っているメンバー達もいる。
今回のトーマン釣行はJJJ怪魚班でも初ではないかと思われる3日間の合宿となる。
基本釣れない魚なので3日間釣りをするのはイートンだけだが、ありがたくも全日程で同行者がいた。
魚の写真がないブログになる可能性が非常に高いが、先日チラタで4本釣ったイートンには勢いがある(勢いしか無い)。
12/23(土)
友人と二人でジャカルタ近郊の湖へ。
(JJJでは)実績の無い湖なので難しいとは思うが以前釣れている人を見たので可能性は0ではない。
ダメで元々
イートンはミヨシでバズベイト、友はトモでスピナベを流していく。
午前中に1バイト、しかも追い食いしてきたが乗らず、友人にフォローでスピナベを入れてもらうとヒット!も、すぐにバレる。
結局午前は結構粘ったものの1ヒットのみだったがトーマンにしてはまずまずの滑り出しだ。
水上ワルンでランチ。トーマンフィッシングの醍醐味と言えばこの水上ワルンのランチだろう。
しかもこの日はガブスを生きたままストックしているということで料理してもらった。
やはりガブスはうまい。食べる前はちょっと小さいかなと思ったが、ちゃんと脂が乗っている。どろ臭さもないし大きさの割には可食部も多い。
魚の写真は確保
午後3時頃まで昼寝してリスタート。
友人はトモにも関わらずスピナベのバジングであたりを出している。
スピナベに心が移りそうになるがミヨシでスピナベは流石に申し訳ないのでバズベイトを投げ続ける。
午後5時近くなり、そろそろ良い時間なので一層集中してキャストしているとド派手なバイト!
この派手なバイトが淡水のGTと言われる所以である(トーマンを淡水のGTと呼んでいるのJJJ以外で聞いたこと無いけど)。
51センチ。小さくてもトーマンはトーマン。
その20分後に再度ド派手なバイト!
一瞬重みを感じたがフックアウト、が、足元で再度バイト!
どんだけアグレッシブなんだ。
55センチ。小さくても(以下略)
さらに10分後に再度バイト!
フッキングしたが、軽い。軽すぎて確り針がかりしている感じがしない。姿も見えたが20cmくらいしかない。
案の定フックアウト。船頭もトーマンの姿を見てから「小さすぎ、親指くらいしかない」とずっと笑っていた。
いや、流石に親指は言いすぎだろ。
このバラしで流れが変わったのか、その後はノーバイトだった。
宿泊は湖近くのホテル。
1泊3,700円ほどのホテルだがシャワーも冷房も付いている。
アリが多いことを除けば完璧だ。
ルイヴィトンだと!?
ランチをたらふく食べたので夕飯を食べずに翌日の準備をして就寝。
12/24(日)
サイズを求めて別の湖へ。ここでは同じ週に94センチ、14.5キロという化け物トーマンが釣られている。
この日はかつーんさんと二人で化け物を狙う。
タックルのリーダーももちろん太くしている。
いざ出港
朝一チェイスやバイトがあるもののルアーには触らず、漸くヒットしたと思ったら丸々太ったハンパラだった。
ファイト時間2秒
その後はバイトが無く、早めに水上ワルンに戻る。
ワルンの女将さん曰く、ランチは忙しくて作れなかったということで近くでナシパダンを買ってきてもらう。
まあ、よくあるナシパダン
ランチの後は午後3時までかつーんさんと釣りの話をしたり昼寝をして過ごす。
期待された午後は二人ともノーバイトだった。
この日も湖近くのホテルに宿泊。JJJメンバーから教えてもらったホテルはクリスマスイブだからか1泊1万円以上するので5千円くらいの別のホテルに泊まる。
ホテルに荷物を置いて夕飯を食べに近くのモールへ行く。
田舎だと思っていたが結構大きいモールだ。特にAceとMr. DIYというインドネシア2大ホームセンターが入っているのはホームセンター好きとしてはポイントが高い(が、普通1つのモールにホームセンター2つもいらんだろとは思う)。
結構レストランの種類も多かったが「Japanese Festival」の文言に惹かれてKABOBSというケパブレストランにした。
まあ、ケパブと言えば日本、日本といえばケパブだからね。
注文したJapanese Meat Lover(ケパブ)は日本要素は特に無かったが肉汁たっぷりの肉とチーズがどっさり入っているし若干酸味のあるソースもアクセントになって美味しかった。美味しい物を足していったらそりゃ美味しくなる。ファーストフードってこういうのでいいんだよなあと思わせてくれる味だ。
ジャカルタにあったら通う
折角なのでモールに入っている屋台も覗いてみる。
肉団子スープの店があったので試してみる。奮発して最も高い具材フルコンプリートだ(といっても200円だが)。
こちらはインドネシアにしては珍しくスローフードで全然出てこない。
忘れてないか聞こうとしたタイミングで漸く出てきた。
こちとら既にケパブ食べてきてるから、待たせて空腹にさせて美味しく感じさせるという手は使えないぞと思いつつ、まずはスープを一口。
う、うまい。。何だこれ、牛すじの旨味と甘みがよく出ているがトマトが肉の臭みと脂のくどさを完全に消している。牛すじもよく煮込まれていてトロットロだ。肉団子は肉肉しい味のものとモチモチの生地で包んだものがありどちらも甲乙つけがたく美味しい。
この味は数日忘れられなかった。
ジャカルタにあったら通う
ホテルはタオルが紙やすりなみにガサガサで、宗教施設かと思うくらい天井が高かったが、まあ良かった。
12/25(月)
昨晩雨が降ったので期待できる。
この日はハチベエさん、初参加のウエッシュさんの3名だ。
いざ出港
昨日よりもさらに風がない。雨も結構降ったのでコンディションは抜群のはず。
朝一に良いあたりがあったが乗らず、午前はノーキャッチだった。
好調のハチベエさんは4バイトで1本獲ったがハンパラ、トーマン初チャレンジのウエッシュさんは2バイトだった。
ハチベエさんは今年8本のトーマンを釣ったが、12月だけで6本という怒涛の追い上げを見せたイートンも今年8本で並び、この日で雌雄を決することになる。
昨日散々ランチ作ってくれよと念押ししていたのでこの日はちゃんとランチを作ってくれた。
そもそもランチ食べにわざわざ来ているのに、ランチが無ければ何しに来ているのか分かったものではない。
ランチを食べ終わってごろごろしていると空模様もゴロゴロし始めた。
これはチャンス。トーマンは雷魚だけあって雨が降ると活性が上がる。
しかも出船の3時になってもしとしと降り続けている。
ハチベエさんと「これはもらったな」という話をしていたがここまで条件が揃うことは珍しい。
雨具着てキャストしまくる。
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キャストしまくる
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ドッパーン!!!
体を水面から出すほどのド派手なバイトだったが、のらなかった。
一瞬GTかと思った。いや、多分GTだった。ちょっと細長い個性的なGTだったに違いない。
船頭は80cmくらいあったと頭を抱えている。
その後はノーバイト。
期待していたハチベエさんもノーバイトだった。
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コモド遠征(9/28~10/1)
9月28日から10月1日にかけて、コモド島に遠征してきました。
メンバーは
・先日ラツーで20キロのハタを釣り上げて今世紀の運を使い果たした男、ももさん
・コモドリベンジ&初キャスティングGTに燃え研鑽を積んできた男、ブアカーオさん
・どんな時もどんな所でも釣果が保証されている男、レッドブル船長
・コモドの暑さに体を慣れさせようとサウナに通い体調を崩した男、イートン
の4名。
9/28の早朝、スカルノハッタ空港に集まったメンバーの表情は曇っていた。
実は直近のGTキャスティングの釣果がコモドとは思えないほどシビアだったのだ。
今釣行では移動の関係で初日と最終日に半日ジギングを入れているが、イートンとしては正直こっちが本命になるような気がしてならなかった(名推理)。
行きはバリ経由だが、ロストバッゲージも遅延もなく無事滞在するラブアンバジョに到着。
飛行機の中から見える絶景
ここでコモドや、インドネシアへ釣行する方へのご参考。
インドネシアではロストバッゲージが結構生じます。
ロストバッゲージどころか購入したチケットが勝手に取り消されていたり、ダブルブッキングされていて無効にされるロストチケットすら生じるので、ロストバッゲージなんてまだまだ可愛いものです。「まさか!」という事が起きるのがインドネシアです。
そこで、少しでもロストバッゲージの確率を減らすため、イートンは預け荷物(タックルボックスとロッドケース)にはデカデカと行き先とイラストを書いて貼っています。
インドネシア人は気さくな人が多いので、この荷物を見られると「コモドに行くの?何しに行くの?」と色んな人に聞かれることになりますが、大事な釣具を変な所に送られ、釣り場についてもタックルが無いという悲惨な状況に比べれば遥かにマシです(と個人的には思う)。また、タックルボックスやロッドケースには鍵(南京錠)をした方が良いです。
旅の恥はかき捨て
今回の釣行は
初日:半日ジギング
二日目:GTキャスティング
三日目:GTキャスティング
四日目:半日ジギング
というスケジュール。
半日ジギングは、フェルチ尾さんがたまたま知り合って以降、JJJメンバーがお世話になっている地元の漁師さんにお願いしている。
初日は予定通り到着したので漁師のおっちゃんに連絡して少し早めにスタートしてもらう。
いざ出港
このおっちゃん(息子と思しき兄ちゃんも同船してくれた)良い人だし、何より魚探もGPSも使っていないのに目的のポイントに行ってくれる。
漁師のおっちゃん「ここは水深◯◯メートルでかけ上がりだ」
確かにジグを落として感触を確かめると大体合っている。何も無い海上で何を目印にしているのか全くわからないが、スマホでゲームしながらもドテラでポイントを過ぎると流し直してくれる。
今釣行一発目はももさんにIkan ayam。
隣で変なジャークしているなと思ったらヒット。聞けば20キロのハタを釣ったのもこの通称ももジャークらしい。
美味しいらしい
続いて普通のワンピッチジャーク(ちょい速め)をしていたイートンにヒット。
かけた瞬間に分かる、99%GT。
明日キャスティングするからその時まで待ってほしかった。
そしてGTと分かるやいなや皆スルー。
あれ?皆GT釣りに来たんですよね?
このGTがイートンにとって今回最初で最後のGTになろうとは、この時は、、、正直思っていた
午後スタートなのですぐに夕マズメ。
ももジャークをしていたももさんにヒット!
すごい引きで全く上がってくる気配がない。
体力おばけのももさんですらしんどそう(元々体調があまり良くなかった)。
正直ももジャークを舐めていた隣のイートンは「GT、GT、99%、いや100%GT」などと煽っていた。
が、上がってきた魚体はなんか赤い。
え、うそ!?GTじゃない、どころか本命??
・
・
・
まさかのカンパチ9.5キロ!
今世紀の運は残っていた!
GTとか言ってすみませんでした
ももさんのカンパチを見て早速ももジャークをパクるイートン。
すぐさまヒット!
が、軽い。スイスイ上がってくる。
・・・
なんでやねん!これが700~800gのジグを使う本家との差か
「イトヨリ釣りたいんですよね」とか言ってたレッドブル船長にもヒット!
有言実行。イトヨリダブル!
「イトヨリは呼べは寄ってくる(格言)」
いよいよ本格的に夕マズメになってきてレッドブル船長にさらに良型がヒット!
トルクのある引き。
上がってきたのは。。
なんとハタ!
うまそう、いや、うまいに違いない!
コモドのポテンシャルを堪能し帰港。
初日の夜はイタリアン。ラブアンバジョは欧米人も多くイタリアンの名店が多い。
GTの話で盛り上がる
二日目。
ルンバルンバ(Lumba-lumba)でキャスティングでGTを狙う。
たまたま全員青のJJJシャツ
キャスティング1匹目はブアカーオさん。
リベンジ&初のキャスティングGTに燃えるブアカーオさんは初日もほとんどジギングをせず、キャスティング練習に時間を費やしていた。
タックルやルアーのスイミングチェックなど人一倍念入りに準備をしていた。
事前情報から苦戦が予想される中、ジギングに逃げ切り替えていったイートンとは覚悟が違う。
しかもトップオンリー、シンキングは持ってきていないという男らしさ(イートンはシンキングだけで4本持って行きましたが何か?)。
そのブアカーオさんにヒットということで船中も盛り上がる。
・・・
が、上がってきたのは青い魚体。。
惜しい、カスミアジ。しかしGTには近づいている
予想通り、とにかくバイトが少ない。
そんな中でナブラ発見!イートンすかさずキャスト!
「もろた」と思うもキャストしてすぐ気付く。
あれ?これGTじゃないやつ。。
着水してすぐにヒットするも案の定ツムブリ。
釣らされた感が強い
その後もなかなかバイトのない中、シンキングで攻めていたレッドブルさんに大型のGTがヒット!
大型GT相手にドラグを締め、力と力のぶつかり合う壮絶なファイト!
ドラグを出さず竿を思いっきり曲げているにも関わらずなかなか上がってこない。
とうとう勝負あって上がってきた魚体はデカい!もう完全に見えている!
・・・ふっ・・・
という音が聞こえるくらいのフックアウトだった。
ヌルディン船長曰く35キロクラスだったと。。確かにそれくらいあった。。チャンスが少ない中でこれは口惜しい。
その後レッドブルさんは再度シンキングで25キロはあろうGTを上げるもあまり笑顔はなかった。。自己記録なのに。。
しかしやはりGTはカッコいい
気を取り直し、お昼を食べてこれから西側の1級ポイントに入るかと思われたが、午後はUターンし午前中に打ったポイントを再度打っていく。
何も出なかった。
二日目の夜もイタリアン。ラブアンバジョは欧米人も多く(以下略)
ピザが本当に美味しい
三日目。
船長には合言葉の「小さいのはいらない、大きいのが1本穫れればいい」と伝えて出港。
昨日よりも潮が流れているし異なるポイントを流してくれている。バイトはないが期待が持てる。
そして過去馬並さんが50キロオーバーを仕留めたポイントへ。
さすが1級ポイント。雰囲気が違う。
魚影も濃く、気をつけなければツムブリにやられる。
とはいえトップでは出なかったのでシンキングに変えるとヒット。
10キロはあるかなと思ったがフックアウトしてしまった。
同じポイントを何回も流し直してもそれでもバイトが有る。
ここだけコモドではないみたいだ。
いや、ここだけコモドなのか。
ツムブリ
イソンボ
本命のGT(やはりシンキング)
気配はすごかったのだが流石に打ち切ったので移動。
やはりシンキングでなければGTは出ない。イートンはもうトップは諦めた。
浅場に移動しシンキングで攻めるも、根掛かり。。やってしまった。
タックルをクルーに渡し、外してもらおうとするがなかなか外れない。クルーが竿尻を持って思いっきり引っ張った瞬間、バキッという音とともにリールがリールシートから外れ、さらに外れたリールがロッドに激突しロッドもバットからすっぽ抜けて一式海に落っこちた。
思わず「オイオイオイオイィ!!!」と銀魂みたいにツッコんでしまった。
まさか人生でそんな漫画みたいなツッコミをすることがあろうとは思っても見なかった。
そしてあれだけロストバッゲージに気をつけておきながら、まさかここでタックルロストするとは。
やはりインドネシアには「まさか」がある。
クルーも懸命に探してくれたが、結局見つからずタックル一式紛失した。。
10分位経ち、クルーも落ち込んでるかもしれないと思い、声をかけようとしたが、もう寝てた。
メンタル強すぎだろ。こういうところは本当に凄いと思う。
「リールを持って引っ張って」とか声をかければ良かった。これを読んでいる方の参考になればタックルも報われます。
気を取り直して釣り続行。
も、やはり厳しい。バイトはあるがやる気のないバイトだ。
そのまま時間は流れ、最終ポイントへ。
船長からラスト3投のコール。
終了か、と思いきや最後の最後でブアカーオさんにど派手なバイト!
ラスト3投の2投目で来たらしい。
よっしゃあああと何度も叫んでしまった。
ブアカーオさんの熱意と覚悟は皆知っている。
実はコモドに来る前にラツーでもキャスティング練習をしてきた。
釣りしていない時は常にGTとのファイトについて質問し、イメトレもしてきた。
にも関わらず正直今回のコモドの状況は想定以上に厳しかった。
ももさんなんて途中釣れなさすぎてジグ、さらにはワームまで投げていた。
とうとう報われる。
正直自分にヒットするより嬉しい。
多分皆そう思っている。
みよしにいたももさん、イートンは既にラスト3投を終え、ブアカーオさんを見守る。
ブアカーオさんとともにトモにいたレッドブルさんからも激が飛ぶ。
人生初キャスティングGTがこんなにドラマチックな展開で出るとは。
これは”持っている”と言わざるを得ない。
夕日と感動に包まれた船上にとうとう魚体が上がってきた。
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ちょっと青っぽい個性的なGTだった。
三日目の夜もイタリアン。ラブアンバジョは(以下略)
この3日間はイタリア人よりピザ食ってる自信がある。
四日目。
本命のコモドジギング。
失意で寝込んでいるブアカーオさんを(物理的に)叩き起こし、4時半に出港。
期待を胸に朝マズメを迎える。
と早速レッドブル船長にヒット!
そしてイートンにもヒットでダブルヒット!
朝日を背にキャッツアイ風(ふざけているわけではなく必死にファイトしている)
暴力的な引き。根は荒くないだろうがPE4号だし強引に止める。流石に少しはドラグが出るが、プレッシャーだけはかけ続け、好き放題はさせない。
GTかサメ以外だったらなんでも良いと願いながら上がってきたのはイソンボ!
デカい方は16キロ
間違いなくイソンボの自己記録だ。さすがコモド。50キロクラスも普通にいるらしい。
その後もレッドブル船長が良型のイソンボを追加したり、イソンボと思しき魚にアシストラインを切られるなど楽しませてくれた。
オニカサゴ。台湾などに高値で輸出されるらしい。
飛行機に遅れないよう昼前には帰港し、最後に毎日食べてきたジェラートを食べる。
もうこのジェラートが食べられないのは残念と思ったが、前回も含めるともう全種類食べたのでやっぱり残念でもないか。
約4日滞在したラブアンバジョに別れを告げ空港へ。
なんかやたらと空港に人が多い。チケットカウンターには行列ができている。
観光客が戻ってきたとはいえ、流石におかしい。
自分の番が回ってきたがなかなか手続きが終わらない。どうしたのか聞くとシステムエラーらしい。
すると、職員が白紙のチケットに何か書き始めた。
まさかと思っていたら案の定手書きのチケットを渡された。しかもよく見ると目的地がジャカルタではなくバリになっているし。
間違いを指摘すると慌てて預け荷物の方へ走っていった。預け荷物の方にもバリ行きと書いてあったようだ。
危うくロストバッゲージするところだった。。
やはり「まさか」ということが起きるインドネシアであった。
JJJは随時会員募集中です。ご興味があれば是非!
完
アロール釣行記
釣りに行くのが嫌いな釣り人は結構いるはずだ。
時間、金、労力をかけて釣りに行っても、自然との勝負である以上、釣れないリスクは常に付きまとう。
釣行前から釣れなかったらという不安に苛まれる。
特に遠征は時間、金、労力のかかり方が普段の釣りとは桁違いなので尚更だ。
何が言いたいかというと、アロールへの遠征は本当に憂鬱だった。
飛行機代、船代もさることながら、アロールに向けてジムに通い筋トレもしてきた。
道具の準備にも余念がない。一時帰国の際に時間を見つけては釣具屋を何軒も回った。
体力、気力、道具etc... 心配事ばかりで楽しみと思ったことはなかった。
では何故釣りに行くのかというと、それは何故食事をするのかという質問と同じくらい愚問だ。
遠征に行くような人はどこか感覚が狂っている、普通の娯楽では満足できない残念な人だと思う。
前置きが長くなったが、今回アロールへ行く感覚のおかしい人達は、ハチベエさん、エモやんさん、ゼロ戦太郎さん、ももさん、スーさん、イートンの6名だ。
すったもんだしながら水曜の夜中便に飛び込みクパンへ、クパンでプロペラ機に乗り換えてアロールへ、アロール空港についたら車で港へ行き、船に乗り込む。
プロペラ機にテンションの上がる飛行機好きの二人
いい感じの船
11時頃に出港し、ポイントまでは7時間という話だったが、エンジントラブルなどで結局ついた頃には真っ暗になっていた。
というわけで、いきなり夕飯。なんとシェフが同船しており食事のクオリティは非常に高い。
釣りする前からもうビール飲んでる人いるよ。。
本釣行の1発目は。。
ももさんにイソン子(アロールでは10キロに満たないイソンボはイソンボ認定されない)
(スーさんが先にカマス釣ってたような気がするが、まあいいや)。
アンカー打ってるのでその後は続かず、餌釣りを試す。
あたりはあるもののイソンボと思しき魚に鋭い歯で切られる。
仕掛けをあれこれ工夫し、そろそろ夜が明けるという頃にヒット。
99センチのイソン子。このサイズなら筋トレはいらない
餌で餌を釣る
朝になり、船を流してジギング再開。
カサゴがよく釣れる(写真はほんの一部)。
スーさんにナミフエダイ。
刺身が美味しかった
ハチベエさんが朝一にラインを切られ、「何やってるんですか!」とか言ってたイートンも210ポンドのリーダーが歯でボロボロにされ切られた。。
頭にきたので持ってきた最もゴツいタックルを持ち出し、すぐさまヒット!
PE8号使っているのでゴリゴリ巻いてくる。
姿を表したのはアロール名物のルビー!
報われた!(釣行前は「最低でも30キロのやつ釣らないと行く意味ない」とか言ってたのは内緒)
その後ハチベエさん、ももさんとルビーが続く。
太い!
トリプルヒット!
昼過ぎまでルビーが続く
念願の膝乗せ
グロ注意
他の人達が昼寝している隙に
結果、第一回JJJルビーカップ@Alorは。。。
第4位 ももさん12kg(12kg×1)
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第3位 イートン18.5kg(10.5kg+8kg)
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準優勝 スーさん20kg(14kg+6kg)
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優勝 ハチベエさん20.5kg(12.5kg+8kg)!
珍しく会長に華を持たす(忖度できる)男たち
なお、景品として優勝者、準優勝者にはイートンからルビーのステッカーが贈呈された。
ルビーが落ち着いた(飽きた)のでキャスティングへ。
全然駄目だった
夜はアンカー打った後は各々好きなことをする。
またイソン子
ジギングで釣れた魚を泳がせていたイートンにも強烈なあたり。
この海域には人よりもでかい巨大なハタがいるので根に入られないようにドラグをフルロックして1cmでも多く巻き上げる。
最初は一進一退の攻防ができていたが、魚も釣られていることに気づいたのか、動き出すと、最大ドラグ30kgのソルティガからラインがズルズル出ていく。
ラインの先にいるやつは慌てている様子もなく、ゆっくりと根に向けて動いているのが伝わってくる。
結局止めることができず根に入られた。
何事もなかったかのように蹂躙された。
こいつを穫ることを夢見て筋トレしてきたのに、全く無意味だった。
筋トレだと思いこんでいたのは所詮ストレッチに過ぎなかったという現実を突きつけられ、茫然自失となった。
夜明け前に移動するということでちょっと仮眠。
目が覚めたら外はまだ暗いものの船が止まっている。
・・・。
しまった、寝過ごした。
慌てて飛び出すと既にハチベエさんがファイト中。
聞くと既に5分くらいファイトしているらしい。
水深がそんなに深くないのに全然上がって来る気配がないので大物に違いない。
時間をかけて上がってきたのは丸々太った20キロのイソマグロ!
かっこいい。これは本物のイソンボ
アンカー打ってるため望み薄だったにも関わらず粘り強くしゃくり続けていたエモやんさんにもとうとう良型がヒット!
キツネフエフキ
昨日までは前編、今日からアロール釣行記後編が始まるかなと思われた。
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翌朝、港に帰ってきた
記事がまる1日飛んだわけだが、時間が消し飛んだのではなく、単に1日中しゃくり倒して完全坊主を食らったのだ。
途中全然釣れない我々を見てキャプテンもいても経ってもいられず一緒にしゃくり倒したが彼も完全坊主だった。
同い年、ともに伊勢湾で腕を磨いた二人だが、実は領海問題(伊勢湾は三重のものか愛知のものか)を抱える
クルーと一緒に
帰りも空港で色々あったもののなんとか全員帰路についた。
乗り換え待ちでクパンの町に繰り出してランチ
「なんだ、ラツーと変わんねーじゃん!!」なんてご指摘は甘んじて受けましょう。。。
マジで悔しい。。。
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アンボン釣行記~番外編~
アンボンの小島からの帰りはまた小舟、車やフェリーなどを経由するが、時間が読めない(特に小舟は海が荒れると時間がかかる)ので飛行機に遅れないよう余裕を持って前日にアンボン本島に戻り、ガイドしてくれた軍人さんの家に泊めてもらう。
順調に戻って来られたため、最終日は観光した。
まずは地元のフルーツに舌鼓。
アンボン名産の金柑のような見た目のgandariaというフルーツ。アンボン以外では食べられないと言われたのでこれは外せない。
金柑のような見た目に反して味は酸味の強いマンゴー。もう少し熟したらマンゴーのように甘くなるかもしれない。
まあ、だったらマンゴーを食べれば良い。
アンボン以外では食べられない=わざわざアンボンから輸送したりアンボン以外で栽培して食べる必要がない、ということなのだろう。
続いてドリアン。
ローカルからアンボンはドリアンが安いと聞いていたのでこちらもマストイートだ。
実はイートンは毎朝ドリアンを食べるドリアンフリークなのだが、アンボンのドリアンは食べたことがない。
味はまあ、So so。やはりジャカルタに無い=わざわざ輸送するほどではない、ということか。
ランチはオーシャンビューのレストランで。
シーフードを用いたインドネシア料理を注文したがどれも美味しかった。
海がめちゃくちゃキレイ
お土産物も買って無事帰りの飛行機へ。
(余談)
帰りに皆で今回の釣行の写真をシェアしていた時に、ももさんの写真で衝撃の一枚を発見。
ももさんから、木に引っかかったルアーを船頭が木に登って取ってくれたという話は聞いていたが、まさかナタを持って10mくらいある崖をするする登ってから木を伐採して引っかかったルアーを外すとは。。ルアー回収後はそのまま海に飛び込んで泳いで舟に戻ってきたと。流石に想像の上をいっている。
結構浅くない?
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アンボン釣行記
祝日前夜の22時、フェルチ尾さん、ももさん、かつーんさん、イートンの4名はスカルノハッタ国際空港に向けて出発した。
今回の目的地はマルク州アンボンの小さな島の小さな村で、GTとマングローブフィッシングを堪能する。
目的地の村には飛行機やフェリー、車、小舟を乗り継ぎ、20時間ほどかけて行く(帰りは途中1泊し1.5日かかる)。そのため、5日間の遠征でも実釣は2.5日ちょっととなる。
ジャカルタとアンボン間のフライトは3時間程度だが、2時間の時差があるため、ジャカルタを深夜に出るとちょうど朝にアンボンに着く。
アンボン空港で現地の軍人の方々(フェルチ尾さんの伝手)と合流、今回の釣行に同行してもらう。
車中から見えるアンボンの市街地は大きそうだが、あまり外国人を見慣れていないのか、住民から不思議そうな視線を浴びる。
まずはアンボンで腹ごしらえ。パダン料理に近いが、辛さの中に若干甘みもあり美味しい
ローカルから、アンボンは暑いと聞いていたが、確かにジャカルタの比ではない。冗談みたいな容赦のない日差しの強さだが、その日差しを受ける海と砂浜は絵画の中にいるかのような美しさで、時間がゆっくり流れるかのような錯覚に陥る。
早く海に飛び込みたい
フェリーの中の様子
陸路も長い
島と島の間を小舟で3時間ほどかけて渡った際には波と汗でベタベタになったがとうとう目的地の村に到着。
この小舟で3時間
トイレ兼水浴び用の小屋の前にて
到着した際に村の人たちが出てきて、子供達が次々と海に飛び込んでいたので舟の水揚げなど何か手伝ってくれるのかと思ったが、ただ飛び込んでいただけだった。
上陸しても村の人々は一定の距離をあけて凝視している。JJJ以外の外国人を見たことはないようで、好奇の視線を感じる。
今回ベースとなる家(赤い屋根)。他の家と比べるとかなり立派な家だ(そもそも塗装されている家が少ない)。
家の中の様子。常に子どもたちが外から中の様子を窺っている(目を合わせると視線をそらされる)。
既に夕方なので荷ほどきも程々に早速釣りに行く。
~初日(夕方のみ)~
海:かつーんさん、フェルチ尾さん
マングローブ:ももさん、イートン
今回使用する舟
時間は限られているが生まれて初めてのマングローブでの釣りに心が躍る。
小舟に船頭さんと2人で乗り込むが、船頭さん達は普段は漁師で、釣りなどやったことがないので難儀する。エンジンは切らずに凄いスピードでどんどん川を登っていく。キャストしてもリトリーブする時間すらなく舟が進んでいく。しかもインドネシア語は簡単な言葉しか通じない(私は元々簡単なインドネシア語しか話せないが)。
なかなか息が合わない中で、木を避けつつマングローブの根本や倒木にルアーを通していく。
小さな流れ込みと倒木、マングローブの根といういかにもなポイントが有ったので何とか舟のエンジンを止めてもらい、ルアーを通す。着水して潜り始めで黒い魚影が反転した。
すかさず思いっきりアワセを入れるもマングローブの根に潜られる。
これ以上走られるとラインが擦れて切れるためラインをフリーにしてみたら運良く止まってくれた。
ゆっくり舟のポジションを直してからマングローブの根から引っこ抜く。
根から出た後もう一度突っ込もうとするも力ずくで引き寄せランディング。
見たこともない真っ黒な魚だった
本当に黒いだけで模様も斑紋もない
その後も2チェイスあったがバイトには至らず、真っ暗になったので終了。
海の方はフェルチ尾さんがGTをかけたもののバラシ。この日の釣果はこの1匹だった。
帰ってくるとすでに夕飯が用意されていた。グルクンとご飯と調味料(?)のcolocolo。ガスや電気がないので調理は薪を使うらしい。水も薪火で煮沸しているらしく、若干燻製のような香りがした。その水で炊いているご飯もほのかに燻製風味で美味しい。colocoloは初めて食べたがトマトベースで柑橘系とバジルの爽やかな香り、トマトの酸味と甘味、そして唐辛子の辛味と重層的な味わいでやみつきになる。これをおかずにご飯が食べられるくらいだ。料理自体はどれもシンプルなものだが、どれも手が込んでいて美味しかった。
皆ハマったcolocolo
ただ、湿度が高く汗が止まらない。水浴びしても5分後には汗だくだ。
明日の準備をして日を跨ぐ頃に就寝。
二日目(午前)
海:ももさん、フェルチ尾さん
マングローブ:かつーんさん、イートン
朝3時半に朝食だと起こされた。ムスリムではないので(日中に断食はしないので)そんなに早く朝食をとる必要はないのだが、折角作ってもらったので感謝して、
食べずに寝た。
5時にまた起きて今度は朝食をとった。朝食は真っ赤なナシゴレンと米で作られたケーキとcolocolo。ほぼ米だけの朝食だ。しかし美味しい。ナシゴレンは辛みとにんにく?の風味が食欲を刺激し、止まらなくなる。米のケーキも若干脂っこいが優しい甘さで口の中の辛味を緩和してくれる。腹持ちも良さそうだ。
明るくなってきたので出発。
期待に胸膨らませ
この日のマングローブは船頭さんとも少し息があってきたこともあり、朝からマングローブジャックやハタ等がよく釣れた。
雨は降っていないが雨具で虫を完全防備。めちゃくちゃ暑いが背に腹は変えられない。
船頭が慣れないスマホで写真を撮っている間に船はマングローブ林に突っ込む(枝からは凶暴なアリが降ってくる)
写真に指が入るというあるあるミス
正体がよく分からないハタ
マングローブジャック。この鋭い歯でルアーが穴だらけになる。
かつーんさんが攻略法を見つけてからは、お互いいそうなポイントからはほぼ全て釣った。
二人とも舟を魚で一杯にして昼食のため一旦ベースに帰港。
すると桟橋に丸々太ったイソマグロが横たわっている。
どうやらももさんが朝一で獲ったらしい。
19キロの良型
海も好調らしく、狙いのGTは上がらなかったものの美味しい魚が釣れていた。
綺麗で美味しいカスミアジ
但しジギングの釣果はイマイチだったらしい
ランチはまさかのカニ。ここでこんなごちそうに出会えるとは。かにみそが染み出したスープがめちゃくちゃ美味しい。このスープでいくらでもご飯が食べられそうだ。
カニ本体は美味しさも衝撃的だったが、硬さも衝撃的だった。確かにこれだけ美味しければ硬くなければ他の動物に食べられてしまうだろう。
ただ、最も衝撃的だったのはももさんがその硬い殻ごとバリボリ噛み砕いて食べていたことだ。世界は広い。
カッチカチやぞ
二日目(午後)
マングローブ:ももさん、フェルチ尾さん
海:かつーんさん、イートン
二日目の午後にして初めてのアンボンでのキャスティング。
舟が小さいので慣れるまではキャストも難しい。
繰り返しになるが船頭さんは普段漁師で、釣りなどやったことがないので全て指示をしなければならない。普段やっているGTキャスティングが如何に恵まれたものだったか良くわかった。
ここには釣らせてくれる船頭はいない。ポイントや操船なども自分で決めなければならない。
ベイトは多いが、なんのベイトなのか(GTが捕食するようなベイトか)、どうして湧いているのか(フィッシュイーターに追われているか)を見極めなければならない。
そんななかでも何とかファーストヒット、足場が不安定なので確りフッキングできていないような気がする。と思ったら案の定バレてしまった。想定していたよりも難しいかもしれない。
すぐに2度目のバイト。今回はきちんとフッキングできた。底がよく見えるほど浅いので強引に寄せる。
リーダーまで入り、魚体が見えた。
10キロはなさそう、小さいな、と思った瞬間バレた。
油断したに違いない。釣り初心者のくせに、小さいなどと気が緩んだのが良くない。
明日釣れなかったら馬並さん引退に伴いこっそり引き継いでいた由緒ある「GTおじさん」の称号を返納しようと心に誓って帰路についた。
夕焼け
マングローブの方は午前中に誰かさん達が釣りすぎたせいで魚がスレ、ももさん、フェルチ尾さんたちは苦戦したようだ。
そんな中でも粘りに粘ったももさんがアカジンをゲット。
諦めず人より多くキャストした者が制す
この日の夕飯は朝食同様真っ赤なナシゴレンと米で作られたケーキとcolocolo。おそらくこれがこの村の基本的な食事なのだろう。
夕食後、ももさん、かつーんさん、イートンの3名で夜釣りへ。
1艇の舟に乗り込み新月で真っ暗な中を進んでいく。ワクワクとドキドキがたまらない。
ももさんがGPSで調べると、水深は数十メートルから300Mと崖のように一気に深くなる。
期待は高まるばかりだが、200M~300Mラインを流したところ3人共謎の魚にノット部分を切られ終了。
あっけなく終わってしまった。
三日目(午前)
マングローブ:ももさん、フェルチ尾さん
海:かつーんさん、イートン
願いが通じたのか早朝に起こされはしなかった。
日中は信じられないほど暑いが朝は寒い。
今日は朝からGTだが、昨日逃しているので水浴びで気合を入れる。
震えるほど寒くて後悔した。
まずは気合を入れてポッパー。
できるだけ大きな音を立てて引いてると早速バイト、乗らなかったがすぐさまドッグウォークさせたら狂ったように追い食いしてきた。
今度は乗ったので確りアワセる。
一度たりとも主導権は与えない。
最後に船べりに突っ込もうとするも無理やり引きずり出す。
もう一縷の望みも与えない。
JJJのGTおじさんは俺だ!
普段やっているGTよりも考えなければいけないこと、気にしないといけないことが多いが、その分釣れたときの満足感はひとしおだ。釣らせてもらったというよりも釣った感が強い。
いくらハタやマングローブジャックを釣っても無表情だった船頭がすごい笑顔だ。
自身にプレッシャーをかけているつもりが、言葉は通じずとも船頭にもプレッシャーをかけてしまっていたのかもしれない。
まあ、GTをあげると言ったから喜んでいるだけなのかもしれない。
GTのポイントは小さなリーフで、移動をほとんどしないのでひたすら投げ続ける。
暑さで頭がくらくらする。
マングローブの方は昨日誰かさん達が釣りすぎたせいで引き続き魚がスレ、ももさん、フェルチ尾さんたちは苦戦したようだ。
そんな中でも粘りに粘ったももさんがターポンをゲット。
諦めず人より多くキャストした者が云々。にしても写真がひどい 笑
ランチは昨日釣ったハタとマングローブジャック。
初めて食べたマングローブジャックはあっさりとした白身で美味しかったが、皮がかなりしっかりしていて食べ辛かった。しかし、手で食べると非常に食べやすく、皮も脂が乗って美味しかった。何でもかんでも道具を使うのが優れているというわけではない。
とりあえずGTを釣って満足したので食後は家の目の前の海で泳いだ。
三日目(午後)
海:ももさん、フェルチ尾さん
マングローブは小さい川が2本のみのため、スレやすいしスレると厳しい。
そんななかでも何とかカニをかけた。
が、腕を切り離して逃げられた。
ももさんを見習って殻をバリボリ噛み砕きながら食べたが、ズワイガニみたいで美味しかった
結局この日のマングローブは厳しかった。
海の方ではももさんが狙い通りGTをゲット
美味しいカスミも
この日は流石に疲労困憊で、昨日の貧果もあり夜釣りには行かず、さっさと寝た。
四日目(午前)
海:ももさん、フェルチ尾さん
最終日。これが最後なのでまだ暗いうちから出港
最終日はマングローブでスタート。
下流から丁寧に攻めていくがあたりがない。
中流まで上ったあたりで船頭は「ここに魚はいない。海に行ってGTを釣ろう」としきりに誘ってくる。
いないことはないと思うが、彼なりに何かしら釣らせようと必死なのだろう(彼がGTが欲しいだけかもしれないが)。
船頭には数日間本当によく頑張ってもらったので最後にGTをあげたい気持ちもあり(マングローブを諦めた気持ちもあり)、海へ向かった。
沖にあるリーフにはすでにフェルチ尾さんが入っていたが、お邪魔する。
フェルチ尾さんもGTゲット!
流石にちょっとスレ気味だったのでペンシルで狙い通りGT追加。
小舟だからかGTの迫力あるバイトを近くで感じることができる。やはりGTは面白い。
今までジギングはいまいちだったらしいが諦めず続けていたももさんにとうとうジギングの神様が微笑んだ。
ハタ
なんか
ハチジョウアカムツ!
マングローブに残ったかつーんさんも上流域まで粘って爆釣
ランチを食べて村を後にした。
インドネシアといえど、ここまで田舎には行ったこともなく、普段の釣りとはまた一味違う違う釣りを楽しめた。
今回の釣行はフェルチ尾さんの伝手がなければできない釣行だったのでフェルチ尾さんには感謝だが、更に甘えてまた新しいポイントの開拓にも期待してしまうのは釣り人の悪い性だろう。
JJJは随時会員募集中です。ご興味があれば是非!
ラツ〜最高〜👍
この日、あんな釣果が待っていようとは全く想像していなかった。
花金20時。
今日も仕事が長引き、もう誰もいない事務所でデリバリーナシゴレンをかっ込みながら急ぎやっつける。
インド洋の大物を夢見てもう何回通い、砕け散っただろう。すっかり負け癖がしみつき、全く釣れる気がしない中、一縷の望みにすがって今日も片道4時間かけてラツーへ向かう。
さらにそこからポイントまで約3時間。今日は新月前で満点の星空の下を進む。夜明けの薄明かりの中、目を覚ますともうそこは外洋に接するいつものポイントの岬の前だった。ほぼ無風。波も穏やか
今日のメンバーはジョニー、スーさん、ブアーカオ。
今日は釣り名人レッドブルさんがいないので、私モモが船頭なのです。責任重大。見慣れない魚探を見ながらポイントを決めていく…
あれ?魚探の様子がいつもと違う。。
え、これ魚ちゃう?底から中層までびっちり…
よし!ここ!ここ流そう!
皆からは魚探が見えないので、この興奮を必死に伝える。
「魚の壁です!!」
朝一発目はなんと私にヒット。カスミアジ。釣りってマジ楽し〜!
その後、行くポイント、ポイントが的中。カツオにアジに細長いのにハタに、、色んな魚が釣れ続けます。
スーさんとジョニーのダブルヒット
ブアーカオより細長いやつ(ユメタチモドキ)
ハタも!
何だ何だ?何があったラツー?
JJJの言い伝え「バナナを持って来ると釣れない」に、どうせ釣れないならバナナ食うぜ。と3本も持って来たから? 嵐の中休みなのか??
私調子にのって「次はカンパチポイントで〜す」。まともなカンパチ釣った事ないくせに…
しかし、調子に乗った人間は怖いんです。
カンパチ釣っちゃうんです。しかも2匹も。73cmと85cm
さらにエチオピアも釣っちゃおうと本日最深200mのポイントへ。この日は底潮がめちゃ速くなかなか底が取れないので、1人700gのローカルジグを落とす。
おお、落ちてく、落ちてくと思ってたら
ドン!!と衝撃があり合わせると、一気に走り出す。エグい…全く止まらない。
指ドラグを使うも全く勝負にならず、PE2.5号300が底を着き終了…
結局、本日は船中9種18匹…スゴイやんラツー。。
いつも釣れなくてダラダラの帰路だが、今日は違う。片付けも、魚の処理まで終わらせてしまった。ラツーでこんなに清々しく心満たされて帰路につくのは初めてだ。。。
ああ、名人レッドブルさんがいつもキビキビ片付けされてるのは、毎回こういう心境だからなのか。
カンパチは日頃お世話に、なっている方々(釣り人以外。釣り人は自分で釣る)に切り身をおすそ分け。ああ、釣れるってなんて気持ち良いのか。ロストした数々のジグ達、片道7時間の移動、船酔い地獄、色々な事が報われる。
おすそ分けした方のお料理(美味そう🤤)
今ブログ執筆中だが、ムズムズ、ムズムズ…ラツーの女神に会いに行きたい。
「また君に恋してる 今までよりも深く〜」
(昭和の男なので…)