メリーツリスマス(トーマン合宿編)
「クリスマス」と言えばJJJではGTの聖地クリスマス島を意味するが、どうやら世間一般ではクリスマスとは12月25日のキリスト教の聖なる日のことで、実はクリスマス島の名前の由来もその日にちなんでいるらしい。
というわけで今回は12/23~25の3連休でクリスマス島にGTを釣りに行く
というのは流石に無理なのでイートンは淡水のGTことトーマンでお茶を濁す。
なお、同じタイミングでクリスマス島ではないがコモドやバリで本物のGTを釣りに行っているメンバー達もいるし、クリスマスにも関わらずバリでカンパチを釣っているメンバー達もいる。
今回のトーマン釣行はJJJ怪魚班でも初ではないかと思われる3日間の合宿となる。
基本釣れない魚なので3日間釣りをするのはイートンだけだが、ありがたくも全日程で同行者がいた。
魚の写真がないブログになる可能性が非常に高いが、先日チラタで4本釣ったイートンには勢いがある(勢いしか無い)。
12/23(土)
友人と二人でジャカルタ近郊の湖へ。
(JJJでは)実績の無い湖なので難しいとは思うが以前釣れている人を見たので可能性は0ではない。
ダメで元々
イートンはミヨシでバズベイト、友はトモでスピナベを流していく。
午前中に1バイト、しかも追い食いしてきたが乗らず、友人にフォローでスピナベを入れてもらうとヒット!も、すぐにバレる。
結局午前は結構粘ったものの1ヒットのみだったがトーマンにしてはまずまずの滑り出しだ。
水上ワルンでランチ。トーマンフィッシングの醍醐味と言えばこの水上ワルンのランチだろう。
しかもこの日はガブスを生きたままストックしているということで料理してもらった。
やはりガブスはうまい。食べる前はちょっと小さいかなと思ったが、ちゃんと脂が乗っている。どろ臭さもないし大きさの割には可食部も多い。
魚の写真は確保
午後3時頃まで昼寝してリスタート。
友人はトモにも関わらずスピナベのバジングであたりを出している。
スピナベに心が移りそうになるがミヨシでスピナベは流石に申し訳ないのでバズベイトを投げ続ける。
午後5時近くなり、そろそろ良い時間なので一層集中してキャストしているとド派手なバイト!
この派手なバイトが淡水のGTと言われる所以である(トーマンを淡水のGTと呼んでいるのJJJ以外で聞いたこと無いけど)。
51センチ。小さくてもトーマンはトーマン。
その20分後に再度ド派手なバイト!
一瞬重みを感じたがフックアウト、が、足元で再度バイト!
どんだけアグレッシブなんだ。
55センチ。小さくても(以下略)
さらに10分後に再度バイト!
フッキングしたが、軽い。軽すぎて確り針がかりしている感じがしない。姿も見えたが20cmくらいしかない。
案の定フックアウト。船頭もトーマンの姿を見てから「小さすぎ、親指くらいしかない」とずっと笑っていた。
いや、流石に親指は言いすぎだろ。
このバラしで流れが変わったのか、その後はノーバイトだった。
宿泊は湖近くのホテル。
1泊3,700円ほどのホテルだがシャワーも冷房も付いている。
アリが多いことを除けば完璧だ。
ルイヴィトンだと!?
ランチをたらふく食べたので夕飯を食べずに翌日の準備をして就寝。
12/24(日)
サイズを求めて別の湖へ。ここでは同じ週に94センチ、14.5キロという化け物トーマンが釣られている。
この日はかつーんさんと二人で化け物を狙う。
タックルのリーダーももちろん太くしている。
いざ出港
朝一チェイスやバイトがあるもののルアーには触らず、漸くヒットしたと思ったら丸々太ったハンパラだった。
ファイト時間2秒
その後はバイトが無く、早めに水上ワルンに戻る。
ワルンの女将さん曰く、ランチは忙しくて作れなかったということで近くでナシパダンを買ってきてもらう。
まあ、よくあるナシパダン
ランチの後は午後3時までかつーんさんと釣りの話をしたり昼寝をして過ごす。
期待された午後は二人ともノーバイトだった。
この日も湖近くのホテルに宿泊。JJJメンバーから教えてもらったホテルはクリスマスイブだからか1泊1万円以上するので5千円くらいの別のホテルに泊まる。
ホテルに荷物を置いて夕飯を食べに近くのモールへ行く。
田舎だと思っていたが結構大きいモールだ。特にAceとMr. DIYというインドネシア2大ホームセンターが入っているのはホームセンター好きとしてはポイントが高い(が、普通1つのモールにホームセンター2つもいらんだろとは思う)。
結構レストランの種類も多かったが「Japanese Festival」の文言に惹かれてKABOBSというケパブレストランにした。
まあ、ケパブと言えば日本、日本といえばケパブだからね。
注文したJapanese Meat Lover(ケパブ)は日本要素は特に無かったが肉汁たっぷりの肉とチーズがどっさり入っているし若干酸味のあるソースもアクセントになって美味しかった。美味しい物を足していったらそりゃ美味しくなる。ファーストフードってこういうのでいいんだよなあと思わせてくれる味だ。
ジャカルタにあったら通う
折角なのでモールに入っている屋台も覗いてみる。
肉団子スープの店があったので試してみる。奮発して最も高い具材フルコンプリートだ(といっても200円だが)。
こちらはインドネシアにしては珍しくスローフードで全然出てこない。
忘れてないか聞こうとしたタイミングで漸く出てきた。
こちとら既にケパブ食べてきてるから、待たせて空腹にさせて美味しく感じさせるという手は使えないぞと思いつつ、まずはスープを一口。
う、うまい。。何だこれ、牛すじの旨味と甘みがよく出ているがトマトが肉の臭みと脂のくどさを完全に消している。牛すじもよく煮込まれていてトロットロだ。肉団子は肉肉しい味のものとモチモチの生地で包んだものがありどちらも甲乙つけがたく美味しい。
この味は数日忘れられなかった。
ジャカルタにあったら通う
ホテルはタオルが紙やすりなみにガサガサで、宗教施設かと思うくらい天井が高かったが、まあ良かった。
12/25(月)
昨晩雨が降ったので期待できる。
この日はハチベエさん、初参加のウエッシュさんの3名だ。
いざ出港
昨日よりもさらに風がない。雨も結構降ったのでコンディションは抜群のはず。
朝一に良いあたりがあったが乗らず、午前はノーキャッチだった。
好調のハチベエさんは4バイトで1本獲ったがハンパラ、トーマン初チャレンジのウエッシュさんは2バイトだった。
ハチベエさんは今年8本のトーマンを釣ったが、12月だけで6本という怒涛の追い上げを見せたイートンも今年8本で並び、この日で雌雄を決することになる。
昨日散々ランチ作ってくれよと念押ししていたのでこの日はちゃんとランチを作ってくれた。
そもそもランチ食べにわざわざ来ているのに、ランチが無ければ何しに来ているのか分かったものではない。
ランチを食べ終わってごろごろしていると空模様もゴロゴロし始めた。
これはチャンス。トーマンは雷魚だけあって雨が降ると活性が上がる。
しかも出船の3時になってもしとしと降り続けている。
ハチベエさんと「これはもらったな」という話をしていたがここま条件が揃うことは珍しい。
雨具着てキャストしまくる。
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キャストしまくる
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ドッパーン!!!
体を水面から出すほどのド派手なバイトだったがのらなかった。
一瞬GTかと思った。いや、多分GTだった。ちょっと細長い個性的なGTだったに違いない。
船頭は80cmくらいあったと頭を抱えている。
その後はノーバイト。
期待していたハチベエさんもノーバイトだった。
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