バリ遠征 キャスティング編
アナコンダカップは、当初ジギング大会だったところ、GTをやりたい馬並のわがままで、キャスティング船を無理やりたててもらいました。当日の使用艇は、ニューイナミ、船長は長いことお世話になっているバチョーさん。朝一で、馬並が「最近GT釣れてる?」って聞いたところ、「7月や8月にGTする人いないです、GTいるかな~」との冷たい反応。シーズンオフなので厳しいとは予想してましたが、やっぱりね。
キャスティング船に付きあわせられた可哀そうなメンバーは、GT膝抱っこ写真が撮りたいデスク、ベイトロッドでGTをキャッチしたいバスマンしんじろー、GT大好きで馬並の後継者HASHIの3人。まあ、もうすぐ日本に帰任する馬並の思い出づくりが目的なので、まあいっか、ということで、バチョウ船長に、「いつも通りに、順番にGTポイント打って行くのでよろしく!!」と指示。バチョー船長は「ジギングやったほうがいいんじゃない。」、、、
この時期、南半球は冬のためオーストラリア方面から冷たい海水が流れ込んでくる関係で、水は冷たいし、この日は小潮で潮もいまいち流れてないので、釣れる気がしません。景色を楽しみながらポイントを変えていくけどやはり異常なし。以外にも、途中、思いがけずGTらしきショートバイトがあるもフッキングできず。HASHIもバイトを出した模様。一同、「えー、GTいるんだー」、とちょっとびっくり。
GT1級ポイントのバツーアパには12時頃到着。ちょっと潮が流れていたけど、流れる向きがGTシーズンとはかなり違う。釣れる気しないけど、一番潮が流れているところにルアーを投げてたら、突然GTがフッキング。気を抜いていたのでかなりあわてたけど、体勢を立て直してファイト。
結局、この日は、馬並3バイト1バラシ、HASHIも2バイトと、5回もGTがバイトしました。
シーズンオフで誰もGTやらないから、GTがスレてないのかも!!と、前向きにとらえて、翌日の作戦を考えたのでした。あ、デスクとしんじろうは、異常なかったようで・・・。
ジギングやキャスティングで午前中ポイント移動し、12時過ぎにバツーアパ到着。今日も途中マイナーポイントでGTバイトが出ています。それも、船縁ギリギリまでルアーを追いかけてくる積極的なGTでした。バツーアパに近づくと、遠目にも白波が立っていて、潮が激しく流れているのが確認できました。近づいてみるとシーズン中でもなかなか出会えない超激流。
これは、絶対釣れると確信した馬並は、バツーアパ到着とともに激流の中にルアーを投げ込みました。ルアーはもっとも信頼しているGTガンマ160白。数回ジャークしたところで、激しい衝撃。GTのあたりです。昨日のように千載一遇のチャンスを逃さないように、慎重にファイト。
今回は、しっかりキャッチに至りました。GTのサイズは小さい方ですが、シーズンオフのバリ島で、作戦通りにGTを獲れたので、最高の思い出になりました。
一投でキャッチしちゃったので、後は竿をおいて他のメンバーのサポート。残念なのは潮が速すぎて、ボートが流れの中に入って行けなかったことです。流れの中心を攻められれば、まだ数本はGTが釣れたはず。まあ、安全第一なので仕方ないですね。
このあと、各ポイントでジギング、キャスティングをしながら帰りましたが、この日はこれ以上何も起きずで終了でした。
4年間通い詰めてお世話になったバリの海、最後の釣行でも1匹釣らせてくれて、感謝です。何よりも、シーズンオフと言われる8月でも、GTが釣れることが証明できたのが、今釣行の収穫かな。最後に、ジギング釣行だったはずなのにキャスティングさせてくれた、JJJの仲間たちに感謝感謝です<(_ _)>