JJJ(ジャカルタジャパンジガーズ)

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Expedition in AOMORI part2

毎度毎度ストレスボールのマッチョです。
青森遠征報告その②頂きましたのでUPします。
しかし・・・貴公子って・・・
 
2012 JJJ 青森マグロ遠征(その②/3日目~4日目)
 
20129811日の4日間のJJJ青森マグロ遠征、初日・2日目と悪天候に見舞われた
事もあり、低調に終了しましたが、さぁ、怒涛の3日目・4日目の始まりです。
 
<釣行3日目>
船割り;
DEEP ONE号:魚紳名誉会長・鯛社長・チャリカチャンさん
MIYUKI号:モッコリ会長・マウマウ星人・貴公子
前日夜の天気予報では3日目は終日雨+所により雷、悪天候が続きますが取りあえず
地元のパン屋(パン屋なんて小泊にありませんでしたが・・・)よりも早起きのJJJ遠征隊は
前日の酒なんぞなんのそので、しっかりと早起きし、朝6時には船上でスタンバイ完了。
勿論、雨は降っています。周りの船には人気がありません。
多少の雨なら即出港と構えていたところ、急に雨脚が強くなり、流石に出港できず天候回復待ち。
出港待ちの間にMIYUKI号の面々はずぶ濡れになりながら小泊港内で船上からサビキング。
魚影はメチャクチャ濃いものの食いが悪い為に港内にあった、なんでも屋を早朝から叩き起こして
コマセとコマセカゴを調達し、本格的なサビキングを開始。これが釣れる事、釣れる事。
はっきり言いまして爆釣、アジやサヨリ8連なんて当たり前で、ツバスまでもが釣れちゃう状況です。
只、当初コマセを巻いていたのが貴公子のみで、後の面々はコマセに同調させるようにサビキを落として
いた為、当然釣果に差が出てきて来ます。ここでモッコリ会長が一言「オラァ!潮下でコマセを巻いても
こっちまで効かねえだろ!!」・・・・フゥ~、大人気ない。
サビキングで一通り遊んだ後、漸く雨脚が弱まって来たので、3日目の出港となりました。
当日の潮は小潮、だらだらと干満がありますが、午前中のターゲットは10時ぐらいの満潮から1時過ぎの
干潮へと潮が動くタイミング。依然として天候は思わしくないものの、海の色自体は非常に生命感に
溢れており、初日・2日目とは明らかに違っておりました。
MIYUKI号は竜飛方面へと鳥山を探しながら途中ジギングをしたり、サビキングで釣ったアジをつかって
泳がせ釣りをしたりしながら移動。DEEP ONE号は権現方面へ移動。
海上に鳥は飛んでいるものの、かたまっておらず、初日・2日目と同じく待ちの状態が続きます。
海の色、鳥の数、マグロが出そうな気配は濃厚なるものの、出ない時間が続き心が折れかけていた
午前11時過ぎ、MIYUKI号においてはオヤビン船長の怒号と共に状況が一遍しました。
「後ろ~!!!!
船の後方、波頭の上に小さい鳥山が。
「跳ねた~!!!!
船首を急旋回、その後フルスロットル。
フル回転のエンジンの金属音が増長すると共に、船首が持ち上がり、荒れる海面の波頭を切るように
MIYUKI号が鳥山目掛けて突き進みます。
雨脚が少し強まり、船のスピードも手伝って雨粒が真横に飛んできますが全く気になりません。
各自ロッドを手に取り、ミヨシとトモに分かれます。
足が震えます。勿論、寒さのせいではありません。
なんと言っても、目の前には待ちに待った、綺麗な流線型の黒々としたマグロが明らかに
跳ねているんですから。
鳥山に近づくまでに雨風を受けながら色々な不安が頭を過ぎります、リーダーの結束は十分か?
ルアーの選定は合っているか?ラインにキズはないか?ルアーの動かし方は?掛けた後のやり取りは?ETC…
この青森のマグロを見るまでに何十回も妄想し、何百回もコジレイのマグロビデオを見ました・・・
(すいません、ウソです。鼻くそをほじりながら2回ほど見ただけです)
気力・体力・タックル、十分!! 何ら不足ナシ!! 「イエス、ウィーキャン!!
船が停止、鳥山は目の前、単発ではありますが大型のマグロが跳ねてます!!
渾身の力を込めてロッドを振り抜きます、ドリャ~~!!!
この時点で頭の中は真っ白け、鳥山直撃のはずのルアーが、なぜか足元の海に突き刺さります。
ウォォォォ!!! ジーザス!!!  リールのベールを反すの忘れたぁぁぁ・・・・・・
更に頭の中は真っ白け。マグロ童貞の力量なんてこんなもんでした。
しかし流石は場数を踏んでいるモッコリ会長、的確に鳥山目掛けてキャスティングし、
誘い出しを試したり、ホットケでステイさせたりと冷静に対応しておりました(鳥山を見つけて叫ぶ
声は明らかに冷静さを逸してましたけど)
マウマウ星人も負けてはおりません、この日の為に散財した額が違います(なんかいつも散財している
気もしますが)。冷静的確にキャストを行っておりました。
しかし、誰のルアーにも食ってこず、この後単発の跳ねを追いかけて約30分ぐらいアドレナリンを
噴出したまま船を走らせキャスティングを行った後、海が静まり返って午前のマズメ終了~。
気が付くと、かなり竜飛岬から離れていました。
只、この竜飛周辺のマズメ時期に45KG50KGクラスを2本掛けた船もいました。なんでもランディングまで
1時間掛かったとのことです。食ったルアーが何なのかは分かりませんが、キャストして海面に落ちた
瞬間に食ったそうです。
その頃、DEEP ONE号では操船していた船長の体調が優れず、船長交代! なんと新しい船長は
鯛社長。小型船舶1級免許ホルダーです。
鯛社長改め、キャプテン鯛社長の操船のもと権現の裏で鯛退治を行っていたそうです。
驚愕はその釣果。
魚紳名誉会長が初日の鯛バラシ3連発の鬱憤を晴らすように、ヒラメx1枚、真鯛x7(最大2キロ!!)
更にハナダイx1枚の釣果を確かタイラバとインチクで叩き出していました。
ジギングに徹していたのかチャリカチャンさんの釣果は思わしくなかった様ですが。
キャプテン鯛社長が操船するDEEP ONE号は魚紳名誉会長とチャリカチャンさんのスケジュールの
関係もあり、午前の部で納竿。この日の午後、魚紳名誉会長は千葉へ、チャリカチャンさんは京都へと
戻られ、2012年の青森遠征が終了となりました。
しかし、よくよく考えるとチャリカチャンさんのヒラマサと言い、魚紳名誉会長の真鯛・ヒラメと言い、
この遠征の一番の釣果を叩き出していたのはJJJ OBの方々でした。
(本当、写真が無くてすいません。因みに、この後もありません・・・ミンタマァーフ)
MIYUKI号の面々は引き続き釣行。
お昼に竜飛名物・竜飛食堂のマグロ丼+なぜか牛丼をしばいて、午後の部突入。
(竜飛食堂の女将・竜飛ツンデレババアと竜飛食堂で知り合った竜飛の凄腕(?)マグロ漁師田村船長
とのエピソードは青森遠征番外編で紹介させて頂きます)
午後からは魚っ気はあるものの、鳥も固まらずとい時間が続き、竜飛岬周辺を流しておりました。
午後の部のマズメがやってきたのは4時過ぎの上げ潮が効きだした頃。
午前中に単発で跳ねていたマグロは明らかに50KG100KGクラスでしたが、午後から跳ねていたのは
サイズダウンの10KG20KG級。但し、正しくナブラ状態。
本当に船首の目の前で跳ねまくっており、どう考えても跳ねてる真ん中にルアーを落とせば
食って来そうな感じでしたが全く反応しません。
マウマウ星人のキャスティングなどは超的確にナブラのど真ん中を射抜き、そこでステイさせて
いたにも関わらずルアーの横3040CMのところからマグロが跳ねて、ルアーを飛び越えて着水
するぐらいでした。MIYUKI号の船長も端から見ていて「食った!」と思ったそうですが、食いません。
マグロが利口なのか、渋いのか、ルアーが合っていないのか、動かし方に問題があるのか、
兎に角食いません。マグロ恐るべし。
MIYUKI号の面々もこの時合をもって3日目終了。
3日目の夜はマグラーズの今会長・佐藤イチローさんを交えて会食。
小泊のお好み焼き屋を紹介頂き、マグロ釣りの極意を事細かにご教授頂きました。
お好み焼きも美味しかったし(マジで)、何よりも本当に勉強になりました。楽しかった~!!
 
<釣行最終日>
船割り;
DEEP ONE号:鯛社長改めキャプテン鯛社長・マウマウ星人
MIYUKI号:モッコリ会長・貴公子
前日に魚紳名誉会長とチャリカチャンさんがお帰りになったので、12名の贅沢仕様。
マグラーズの今会長・イチローさんに色々と教えてもらったこともあり、釣れない気がしません。
いつもの通り、朝6時には出船。この最終日は晴天、しかも海の色も濃く、魚っ気も抜群。
DEEP ONE号・MIYUKI号共に、昨日マグロが跳ねた竜飛方面へ出撃。
この日はマグロ待ちのジギングを封じて鳥山探しのガッツリマジマジの鳥山探し、キャスティング
1本勝負。
鳥が飛んではいるものの、比較的高い空を漂っており、なかなか鳥山が見つけられない時間が
続いた所で、小泊港から別船で出船しているマグラーズの今会長から「権現でマグロが跳ねた」
との情報を頂きました。
MIYUKI号は竜飛周辺を見切って、権現へ直行。
海も穏やかで、この日は海面を滑る様に船がぐんぐん進みます。
権現周辺到着後、前日の時合の時間帯から過ぎる事数十分、ミヨシで仁王立ちしていた
モッコリ会長が鳥山発見!
その下には正しく洗濯機状態でマグロが沸いています。
フルスロットルで直進後、沸いている真ん中にモッコリ会長がキャスト!
着水後に一発、気合のアクションをルアーに入れた所、竿先がグゥンと入ります「食った!!!」。
この遠征で始めてのバイト!!
しかし、しかし、合わせのタイミングが合わず、超痛恨のフックオフ!!! アドゥ~
しかし、しかし、しかし、この最終日は12時近くの時合から途切れることなくそこかしこで
マグロが跳ねて、マグロの群れを追いながらひたすら突き進み、キャスト繰り返します。
船首で跳ねたかと思いきや、トモの数メートル先で跳ねたりと当たり周辺はマグロだらけです。
それもそのはず、魚探には超超真っ赤なベイトボールが広範囲に広がっています。
多分、その時船の下はマグロだらけだったと思います。
でも、食わない。
誘っても、ステイさせても、沈めても、何をしても食いません。クゥ~。
竜飛で粘っていたDEEP ONE号も同時期にマグロの時合に直面していた様です。
つまりは竜飛から小泊、権現まで、そこら中マグロだらけだったようです。
マグロを追い、キャストし、又マグロを追い、キャスト。あっと言う間に時間が過ぎちゃいます。
気が付けば既に4時過ぎ。
そろそろ納竿し、函館の港に向かわなければならない時間が近づいていました。
ここでキャプテン鯛社長・マウマウ星人が乗るDEEP ONE号が竜飛周辺で超ド級のスーパー
洗濯機状態マグロナブラに直面。
最後の最後にドラマが生まれるかと思いきや、マグロは食わず、2012JJJ青森マグロ遠征終了~。
初日・2日目と魚と天候に見舞われず厳しい状況でしたが、3日目・最終日と超ド級
興奮を味わえた非常に楽しい遠征でした。
 
そう言えば、遠征報告その①の冒頭に紹介したマグロの写真、食ったルアーはTackle House
ブリットです。プラスチックルアーやばし!!
そして、そのマグロを仕留めたアングラーは・・・・・
DEEP ONEの酒井船長でしたが、なにか?
 
冒頭の二人が釣り上げた魚は・・・・
 
 
 
 
 
 
イメージ 1
 
サビキングのアジとサヨリですが、これまたなにか?
 
報告者:貴公子