いきなりですが、このお魚がGT(Giant Trevally、ロウニンアジ)です。
レバラン休暇後半は、やっぱり海で釣りでしょう!!
ということで、1週間、インドネシア東部のマルク州タンニバル諸島にGTポイント新規開拓の釣り旅行に行ってきました。(Wikipediaからコピペ:タニンバル諸島は、インドネシア東部の諸島。小スンダ列島のさらに東、バンダ海とアラフラ海の境界にある。大まかな位置は東経131度30分、南緯7度30分。最も大きいヤームデナ島をはじめ、30ほどの島からなる)
それ何処、って思うでしょうからまずは地図。矢印の島です。飛行時間で言うと、ジャカルタからアンボンまで3時間半、アンボンからヤームデナ島のサムラキまで1時間半、と、インドネシア国内なのにとんでもなく遠いところです。
今回の釣り旅は、母船に寝泊まりしながら、小さなテンダーボート(ロングボート)で釣りをするというスタイル。パプア州のカイマナ遠征の時と同じスタイルです。
奥に見えてるのが母船、手前がテンダーボートです。テンダーボートには2人ずつアングラーが乗り込みます。
母船の中はこんな感じ、
寝室兼食堂兼居室・・・・。ゴキブリが走り回っていますよ。
食事はこんな感じ。なぜか、黒霧島のパックがみえてます。
テンダーボートでの釣りはこんな感じ。このツアーのオーガナイザーYさんがファイト中です。船が小さくて安定しないので、慣れないとかなり怖いですよ。それに、底にひびが入っていて、水漏れするボートや、しょっちゅうエンジンが止まるボートなんかもあるし・・・。ある意味命がけ(笑)
あっ、忘れてた、このツアーの参加者です。
このツアーの目的は、GTアングラーが入ったことのないこの海域で、GTポイントの新規開拓をすることです。なので、釣れるか釣れないかは行ってみないとわからない(笑)
毎日、こんな感じで海図を囲んで、クルーとアングラーが釣りをするポイントを決めていきます。
あらかじめ予想していたことですが、南半球は冬のため、気温、海水温とも低く、また爆風が吹き荒れていて、GTフィッシングをするにはかなり厳しい環境でした。
それでも、あちこちまわっていると、GTが集まっているポイントをいくつか見つけることができました。
では、釣果です。自分が同船した人の写真しか持ってませんので、ほんの一部を紹介します。
まず、私、馬並です。
こんな感じで、GT10本キャッチです。この時期にしてはまあまあかな。バラシやラインブレークも結構ありましたけど(>_<)
シンガポール人のCさん。馬並と同船することが多かったです。
イオン兄貴は、自作のルアーをテストしたり、ライトタックルでリーフの様々な魚を狙っていましたちなみにこれは、カスミアジ。
ちなみにこのカスミアジと下の魚(なんだっけ?)は美味しい刺身になって、食卓を彩りました。
ちなみに、クルーはGTフィッシングなんてみたことないので、魚が掛かってもなんのフォローもしてくれません。ファイトしながら、自分で、操船者にキリ(左)、カナン(右)、マジュ(前進)、ムンドゥール(後進)等々指示をださなきゃいけません。さらに、魚を船に引き揚げるのも自力、フックを外して魚を海に帰すのも自力です!!魚を掛けると大忙しになります(笑)
馬並、自分で釣った魚からフックを外しております。
ここでは、GTが二度食い三度食いしてきて、船縁でのバイトもありました。ルアーは、ポッパーをバシャバシャ引いてれば、魚が寄ってくる感じでした。サワラやバラフエなどの外道もおおかったですが。
この岩まわりもなかなか良かったです!!
ってな感じで、有望ポイントは、まだまだたくさんあるように思えました。気温水温が上がって、風もおさまる10月から4月に来れば、とんでもなく釣れるような気がします。
報告者:馬並