コモド遠征 カイザー艇
ご無沙汰してます、馬並です。いろいろあって、現在バンコク駐在ですが、久しぶりにJJJ釣行に参加しましたので、釣果報告いたします。
3月27,28日の両日、JJJメンバー8人でコモド遠征に行ってまいりました。4人ずつ2艇に分かれて、二日間の短期決戦です。
コモドでの釣りのベースとなる、フローレス島ラブハンバジョの某レストランに全員集合しての前夜祭。
3次会まであったやらなかったやら。馬並はすっかり衰えてしまっていて、1次会で帰ってしまったので、あとのことは知りません。
今回使用するボートは、コモド海域を知り尽くしたヌルディン船長が操るカイザーと、有名GT船長のアデ船長のハプカの2艇(ただし、アデ船長は乗船せず)。
以降、馬並が乗船したカイザー号の釣果報告です。
カイザー号は、コモド島の美しい島並を遠くに眺めてコモド島南側のポイントに向かいます。リンチャ島周りは、最近釣果が上がっていないとのことで、今回の釣行ではコモド島南から南西のポイントを集中的に攻めました。
今回は、雨がちで、潮の濁りや低水温のため釣果はさほど期待していませんでした。まあ、あまりよくないコンディションの中で、カイザー艇では、連日10匹前後のGTキャッチとその他かすみあじ、ぎんがめあじ、バラクーダといったGT釣行でおなじみの外道もキャッチできたので、全体としてはまあまあだったのではないでしょうか。
もう30年近く、GTをやっているという、JJJのGT重鎮、猫GとSさん。ナイロンでGTをやっていた時代の話とか聞けて、大変勉強になりました。道具の進化で、ずいぶん楽してGTが釣れるようになったことを改めて知らされました。
猫G、安定のキャッチです。
前回50キロ弱を上げているSさん、今回も安定の釣果です。
厳しいコンディションの中で上げた32キロ。今回の最大GTです。
このSさん、1日目にちょっとした事件に遭遇。
C社のEPというGT用のパワーロッドがいい感じにしなっています。
竿のリフティングパワーを使って、魚を引き上げてきています。
と、突然、バキッっと鈍い音。
竿が真っ二つに。
ガイド2個分の根元を残して、先の方はラインに沿って海中に落ちていきました。
それでも、この状態でファイトを続けて、ついには、30キロ超えのGTを水面まで引き上げました。 竿付きです(笑)
竿を折りながらも、落ち着いてファイトをマネージして、しっかりキャッチに持ち込む、Sさんの技量に感服しました。
Sさんの動画UPしました。
キャッチした魚はすべてリリース。
コモドは、国立公園ですのでパークレンジャーがボートに乗り込み、きちんと魚をリリースしてるか監視しています。が、最終日に、レンジャーが、まだ暴れまわっている元気なバラクーダに対して、「この魚はもう助からない」との弁を残して、晩御飯のおかずに持ち帰ったことはここだけの秘密です。バラクーダ―美味しいのかなー。
私、馬並も、苦心の末、何とか小物数匹キャッチできました。初日は午前中、唯一ボウズで折り返し、午後から釣れるまでミヨシ張り付けの刑に処されるという屈辱を甘受しました。まあ、皆様のなんとか釣らせニャいかんという愛の裏返しであることはよく承知しています。
冗談です。
ダブルヒット
そして、トリプルヒット。
あまり大きいのは釣れませんでしたが、連日全員GTキャッチを達成できて、大満足の釣行となりました。途中、マンタの船べり大ジャンプや、おなじみイルカのボート並走など、豊潤の海を感じさられる出来事にも遭遇しました。
何より、コモドのきれいな景色の中で、気心知れた仲間と過ごす至極の時間、最高の釣行でありました。
また、バンコクから、JJJ釣行に参加させていただきますね。皆さんありがとうございました。特に、今回の釣行幹事として各種調整を担当してくれた広報部長のアナ部長には、この場をかりて特に御礼申し上げます。
では、コモドの美しい海の景色をお楽しみください。いずれも、GTのポイントでもあります。
それでは、また逢う日まで。サンパイ、ジュンパ、ラギ。
報告者:前広報部長 馬並