JJJ(ジャカルタジャパンジガーズ)

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怪魚系変〇アングラー 東パプア編


最近、モッコリ軍曹宅にホームレスの様な男が居候している・・・一部では既に噂になっていることと思います。

そんな居候男、私ナカジーが更新します「JJJ怪魚系変態アングラーパプア編」皆様どうぞよろしくお願いします!
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そんな私ナカジマ、行って来ました東パプアはメラウケ。
選んだ理由は「世界地図をみて、パプアニューギニアにいるんだからメラウケにもいるだろう」という安直な理由。
ターゲットはパプアンバスとアロワナ。

深夜のジャカルタを出発して、パプア州の州都ジャヤプラ経由メラウケまで約8時間のフライト。

この地は一度雨季に訪れて大惨敗、しっぽ巻いて逃げ帰った因縁の地。
前回の現地で調べ上げた情報からのリベンジ、欲しがりません釣るまでは!

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前回アロワナまでの情報はつかんでいるけれど、ひょっとしたらパプアンバスが市場に並んでいないかなと期待して市場見学。
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でかいナマズもそそります
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残念ながらパプアンバスの姿は確認出来ず。気を取り直して出発!ちなみに滞在期間は20日間、コンタクトをとっていた釣り好きのお宅に居候。居候に居候を重ねる日本人中年、時々自分が心配になりますが・・・

滞在期間中にできるだけ沢山の川を見て回りたいと話を決めて、出発!
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メラウケからは北に向かって森の中を一直線に北上する道路があります、国境線と並行している感じですね。
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途中に寄ったワルンですごく心配なまなざし(?)を頂きました。僕ってば現地の子供から見てもイタイ人なんでしょうか?
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メラウケの町を出発してかれこれ5時間程車に揺られて・・・
とは言っても、未舗装の道路なので進むスピードは遅いです。
深い轍があると、木の破片とか草とか詰めて通れるようにします。
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やっと水辺に!普段から川や湖で釣している僕としては最高の雰囲気です。
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しかし!
この土地、まだまだ森の中に昔ながらの生活をする人が多く、こういった川沿いには必ず生活している人がいて、好き放題釣りが出来るというわけではないのです。

そのためにピナンやタバコなどお土産を買ってきているのでそれをもって長老に許可を申し出ます

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僕:日本から釣りしにきました2~3匹釣って写真取れれば満足なので
長老:・・・・
僕:バラマンディはマウマカン?持ち帰るべきでしょうか?
長老:・・・
僕:アロワナが釣りたいんですがここにいますか?
長老:・・・
僕:釣してもいいですか?
長老:ボレ

これで大丈夫でしょう(ホントか?)


とりあえず、一緒にいた現地の方に丸太カヌーを出してもらい出撃と同時に初フィッシュ!ガブス(ストライプドスネークヘッド)ですね。
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無限に釣れる気がします

美味しそうなところにバズベイト投げるとほぼ毎回2,3匹で追ってきます

楽しくなって投げ倒していると



パっこ~ン
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と、いい音でバラマンディが来ます

しかし、この川釣れるのですが本命が現れません一度だけ違うバイト音でバズベイトを襲った魚がいましたが確認できず。

まあ、それでも気持ちいい釣りが出来て少し満たされたので水浴びして
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釣れたバラマンディー焼いて

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食べて寝ました。ご飯を炊くのに使ったのは川の水だったのでわずかに土臭い?
でもヘドロ臭いのとは違うので食べられます。手洗いボールの水が微妙に茶色いのはわかりますかね?
バラマンディ丸焼き定食、伸びすぎてスープが見えないインスタントラーメン付き。
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なるほど、この地で釣りをするってのはこういうことなんだなと妙に納得。
憧れに届くまでは文句は言うまいと心に誓って、もっと上流へそして大きな支流へと
歩を進めて
次なる移動先はこちらのお宅。

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メラウケには大きな川が南北に一本流れていて、その支流とさらに支流といった具合で川があり皆同一水系。乾季も終わりに近いこの時期アロワナは上流か?下流か?で水が良い支流かもっと上流か?

少し川幅があるここはアベレージがデカかった!
出ましたいいサイズ、16lbだから8キロ弱?

常日頃、大海原で40キロ50キロの大物と格闘するJJJの皆様には物足りないサイズだと思いますが、普段40センチ50センチの魚を川や湖で追いかけている僕には驚きのサイズ。使ったルアーはヌケルるアクションがウリのデプス・キックバッカー。

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こんな小さな川でもいるもんなんだなぁ、と魚の神秘を感じるのです。
その後も黙々と投げていると

キター!!キックバッカーは連れてきてくれました
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なんでこんな色をまとうのか不思議でなりません
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固い固い上あごにしっかりフックアップしました!
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このアロワナ、残念なことに写真がないので他で釣れた写真を


これは、乾季になると湿原の水が退いて湖になるらしい。ラワビルという湖にて。
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釣りたかった魚No2アロワナ15lb。大きさは自分で納得できればヨシとしていたので満足サイズです。
(10キロ!と目標づけすると9.8キロで喜べなくなる性格なので(汗

その他、こんな魚。現地名 チェンドロー(淡水性のダツ?)が釣れてみたり

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釣れた後「ギュウギュウ」と鳴いてカワイイナマズ
現地名 イカン スンビラン 9?

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パプアンバスこそ釣れなかったものの、世界地図を見て決めた釣り旅なのでまあ上出来といったところでしょう。

雨季が終わって乾季が始まり、乾季が終わって雨季が始まるそんな水量の変化を把握して釣りが出来たら
もっとデカいやつ、もっと色んな魚が釣れるのかもしれません。

毎日食べたバラマンディ、焼き網はきっと冷蔵庫の後ろについている冷媒パイプですね。
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どういう訳か現地のARMYが同船したこともありました・・・暇なのか?
このページの一枚目の画像はライフル持ったARMYと一緒に丸太カヌーに乗っていましたね
僕は駐在している訳ではないので、こうしてコミュニケーション図りながら言葉も勉強しています、
無駄な時間ではないってことで(笑
現地人もARMYも、みんな「雅」知ってるんですよねそんなに有名なんですか?
日本に帰ったら僕も探してみます(笑
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どうやらここで画像掲載容量もMAXまで使ったようなので、JJJ怪魚系変態アングラーナカジーの東パプア
開拓レポを終わりにさせていただきます!