コモドでGTフィッシング&ドラゴン観察
前日にフローレス島のラブハンバジョ入り。この港から、コモドへ毎日出撃します。
ライオンエアだと早めの予約でジャカルタ=ラブハンバジョ往復3万円弱と、お手軽に行けちゃいます。まあ、ディレイは当たり前ですけどね。
コモド島です!
小さな島がたくさんあって、釣りポイントが無尽蔵
馬並とブリオは3月にもコモド釣行をしており、2回目のコモド釣行です。
今回も、ボートはバリのアデさんのHAPUKA号。アデさんにガイドしてもらいます。
コモドの海域には、リンチャ島とコモド島という大きな2つの島があります。今回の釣行では、初日にリンチャ島周り、2日目にコモド島周りを攻めました。
初日
午前中、早々にハッシーが2本連続キャッチ!! ルアーはGTγ120。
ハッシー、実はとんでもない変態なのが判明しました。初GTは、パラオのペリュリュー島のペリュリューコーナー(先日、天皇陛下がご訪問された場所)。 陸っぱりでGTキャッチだそうです。その後、バリ、モルジブ、ニューカレドニアなど、GTを釣るために世界を巡っている変態さんでした~。
この後、デスタイムに突入。
夕方まで、ひたすら投げ続けましたが、忘れた頃にたまにショートバイトがある程度。
あきらめムードになっているところに、ブリオがやってくれました。
ポッパー(シーフロッグ)をバシャバシャ引いていたら、巨大なGTが猛追してきて、ルアーをひったくって行きました。ドラグがなりっぱなし、ラインもかなり出されましたが、なんとか止めて反撃開始。ラインを巻いたり出されたりの攻防が続いて、どんだけでっかいのがかかったのかと期待感が高まります。
ヘロヘロになりながらも、ランディングさせたのが、このGT。40キロオーバー、パーソナルレコード更新です。
高笑い(笑)
ここまで、ブリオ一人だけノーバイトで、すっかり落ちこぼれていたのに、一気に立場逆転で偉い人に。
このあと、馬並もシーフロッグで、でかいの掛けましたが、ラインブレーク、、、、、。切れたとこみたら、コブあった。。。ごめんなさい、すみません、申し訳ないです。。。。
気を取り直して投げてたら、今度は小さい何かがフッキング。
カスミアジでした。
このあとハッシーがバラフエ釣ったり、馬並がカツオ釣ったりしましたが、全部、監視のため同乗しているパークレンジャーがもらっていってしまいました。レンジャーってそういう役目???
どうやら、夕方が時合いらしいです、ということがわかって初日終了。
たったワンバイトしか出してないブリオが、初日の勝者でした。持ってますね~。
あ、忘れてた、この日のメインイベントは、偶然見つけたコモドドラゴンでした。岸よりのリーフを打っていたら、目の前に丸太がゴロゴロ。と思ったら、アデさんが、ドラゴン!と教えてくれました。言われないと見逃がしていたところです。釣りを中断して、しばしコモドドラゴン観察。野生のは初めて見ました。感動です。上陸したかったけど、それは許可されませんでした。
夜は、イタメシ!!
この時期、コモドにいるお客は欧米人ばっかり。日本人とは全く会いませんでした。
2日目(最終日)
一応、みんな仕事あるので、基本的に週末釣行。
この日は、コモド島周りを攻めます。
初日は曇ってましたが、この日は快晴。
空の青と海の青が、無茶苦茶キレイでした!
朝から張り切って投げ倒します。
初日、GTを釣っていない馬並は、2人から、どうぞミヨシでやってください、っと哀れまれる始末。いつもと違う展開だにゃー(泣)
この日も、後ろで投げてるハッシーが、朝からバンバン派手なバイトをだしますが、バラシやブレークを連発して、負のスパイラルにずぶずぶ飲み込まれております(笑)
馬並とブリオには、全くバイトなく、デスタイムに突中。
と、ブリオがまたやってくれました!この日の1本目はブリオ。いい気になってます。
このあと、気温も上がって、灼熱地獄に。
ブリオが高みの見物をする中、釣ってない2人は投げ倒すのみ。
ダツもでかいっす。
まだ、今回の釣行で、GTを釣っていない馬並は、熱中症気味で頭痛しながらも投げ倒して、やっと掛けました。
丁寧に丁寧にやりとりして、きっちりランディング。ちっさいけど、すっごく嬉しい1本でした。これで、一応全員キャッチを達成。皆さんに、ほんと気を遣わせてしまいました。
このあと、また夕方までデスタイムが続きます。
良い時間帯に、よさげなポイントに入れました。
潮が、激流になって流れてます。アデさんによると、ここは大物ポイントで、みんなが知ってる有名アングラーの○松さんも、ここで大物かけてラインブレークしてるそうな。
何回か流しているうち、馬並の手元にものすごい衝撃が。GTγ160じゃ軽すぎて泳がないので、ゼウスを表層で流していたら、遙か遠くから巨大なGTが追尾してきて食いついた、らしい(アデさんの解説、馬並は見えてませんでした) ドラグが全然効かず、最初のワンダッシュが止まらない。ドラグがジーーーーって悲鳴を上げて、ラインが出っぱなし。そのうちリールが熱を持ってきて、アチチになったので、アデさんに、アクア(水)を掛けてもらいました。全然止められず、スプールの芯が見えてきたところで、意を決してハンドブレーキをかけました。一瞬止まったけど、再度ダッシュされて、PE高切れで終了~。辛口のアデさんが、すごくでかかったよ~って、興奮してインドネシア語で言ってたので、本当にでかかったと思います。くやしい~。PE新品に変えておけば良かった、とか、PE8号じゃなく10号入れてればよかった、とか、更に300m入れておけばよかったとか、ラインについて後悔することしきり。
落ち込んでいる馬並を尻目に、ハッシーがやってくれました。この5分後くらいに、今度はハッシーのリールがジーーってなってます。
このポイントです。
で、ランディングさせたのはこのGT。35キロくらい。.
はっしー、すごいです。
このあと、同じポイントで、馬並、気を取り直して投げると、また良いサイズがフッキング、が30秒後にフックアウト。もう、なんかいろんなことがかみ合わずに、どつぼにはまりました。
このあと、メッキが一匹。もう、ぶち切れてます。
ハッシーに、カスミアジが1匹。
てな感じで、夕方に時合いがやってきました。
ボートの2階から、余裕の高みの見物のブリオは、二日でバイトはったったの2回なのに、GTを2キャッチと、効率よく釣りました。
こんな感じで、コモドの2日間釣行は終了しました。
行ってみて、知ったのですが、6月から8月はシーズンオフだったらしいです。確かに、朝は気温が低く肌寒かったし、水温もかなり低かったです。そんな中で、これだけ楽しめたので、上出来だったとします。
ただ、馬並は個人的に納得いかないので、シーズンインの9月にもう一回行こうと思います。JJJの仲間、あるいは、これを読んでるGTアングラーの方、つきあってくださいませ。
以上、報告は馬並でした。
追伸
帰りに、スカルノハッタ空港からコタの釣具屋に直行して、一番高いPEに巻き替えたのは内緒です(3万円也)